病院に行くほどじゃないけど地味にツライこんな不調、あなたは抱えていませんか?
女子を悩ます便秘、頭痛、PMS、むくみ、冷え、腰痛、不眠、プチうつ、etc。
こういった症状には、自宅で簡単にできてしかもお金もあまりかからない「セルフお灸」が効きます。
今回は「むくみ」を取り上げます。
【目次】
はじめに:『セルフお灸のやり方・基礎知識』
①下痢・便秘・ガス腹②プチうつ・イライラ③肩こり・首こり・頭痛④生理痛・PMS⑤アレルギ−(花粉症)⑥不眠・朝起きられない⑦二日酔い⑧腰痛⑨むくみ
むくみの原因は?
すっかり梅雨の季節となったこの時期(沖縄の方はそろそろ終わりが近づいてきてますね)、「むくみが気になります」というご相談も増えます。
夏が近づいてますからね、体型が気になると言う方も多いかな。(私もその一人です。むくみにはまずマッサージとお灸!)
病的なむくみは大きな病気が隠れている可能性もあるので、心配な方は自己判断せず病院に行かれてくださいね。
「脾」や「腎」へのダメージ
一般的なむくみは余分な水分が体内に停滞することで生じます。
多湿な気候や冷たい水分の過剰摂取で水分調節機能を司る「脾」にダメージを受けたり、排泄機能を司る「腎」がダメージを受け不要な水分を排出する力が弱まったりすることで起こります。
慢性的なむくみは「腎」を補うこと、梅雨の時期に多い一時的なむくみは「脾」を補うことが効果的です。
また舌が腫れぼったいなど、舌のむくみが出ている時は「氣」が不足していたり、水分の停滞が起きていたりして、冷えの症状も出やすくなります。
ときどきは歯を磨くときに、舌の状態も見てあげてくださいね。
むくみに効くツボ一覧
⚫︎三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの中心から、指4本ほど上。
⚫︎中脘(ちゅうかん)
おへそから指5本分上。
(火傷しやすいところなので、火を使わないお灸がお勧め)
⚫︎足三里(あしさんり)
膝下の外側にある窪みから、指幅4本分下がったところ。
⚫︎湧泉(ゆうせん)
足の指を曲げたときにできる窪みの部分。
お灸以外にするといいこと
梅雨時期が旬の空豆は胃腸の機能を高め、水分代謝を促します。
自然ってうまくできてますよね!ぜひ、塩茹でなどにして食べてみてください。
ただ残念なことに、空豆は消化に負担がかかるので食べ過ぎは注意!
消化力が弱いなと感じている人は消化力を助ける生姜なども摂るといいですよ。
山芋やきゅうり、紫蘇や茗荷(ミョウガ)なども、余分なものを排泄してくれる力があるので積極的に食べてくださいね。
冷やさないことが大事なので、夏でも冷たい飲み物はほどほどに!