
女子を悩ます便秘、頭痛、PMS、むくみ、冷え、腰痛、不眠、プチうつ、etc。
病院に行くほどじゃないけど地味にツライこんな不調、あなたは抱えていませんか?
こういった症状には、自宅で簡単にできてしかもお金もあまりかからない「セルフお灸」が効きます。
今回は、「不眠・朝起きられない」を取り上げます。
春に"眠れない"意外な理由

「寝付くまでに時間がかかる」「朝、しんどくて起きられない」
せっかく暖かくなってきたのに、残念だなぁと感じること、ありませんか?
実は春の不眠には理由があります!
もちろん生活リズムの乱れや運動不足、ストレスが原因になっていることも多いのですが、「そこに問題がないのに…」という方は、他にも理由があることを知っていくと気が楽になるかも。
2月のエネルギーが強すぎたかも?!
2022年は2のエネルギーが豊富(何しろ3つある)。
2のエネルギーというのは、直感を司っています。
直感とか、霊感とか、エネルギーに対する感度が高い方は、特に2022年2月は2のエネルギーが強すぎて眠れなかったかも?!
かくいう私も2月はあまり眠れてないのですが(毎日4時間~5時間で目が覚めてました)、こういう時は抗っても仕方ないので昼間にどうしても眠くなったら20分の昼寝で補ってました。
春の陽気は頭にのぼりやすいもの。
妙に浮足だったり、落ち着かない、そんな昂った(たかぶった)感情から生まれた余分な熱が頭に溜まり、脳を覚醒させ続けてしまうのです。
不眠・朝起きられない時に効くツボ
セルフお灸を実践する際は、このツボにお灸をすえ、火が消えて冷たくなるまでそのままにしておきましょう。
セルフお灸のやり方についてはこちらから!
⚫︎失眠(しつみん)
-1.png)
不眠の特効ツボ。
足の裏で、踵の真ん中。
⚫︎中脘(ちゅうかん)

「気・血」の巡りを整える。
おへそから指幅5本分上がったところ。
(肌が敏感なところなので、火を使わないお灸がおすすめ)
⚫︎太渓(たいけい)
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「腎」の気を補い、「気・血」の巡りを良くする。
内くるぶしとアキレス腱の間の窪み。
⚫︎腎兪(じんゆ)
-3-1.png)
「腎」の気の回復を行う。
(「腎」の気が減ると疲れやすくなり、気力低下が起こります)
ウエストライン(肘の位置と同じ高さ)の背骨から左右指幅2本分外側。
おまけのアドバイス

(1)ハーブ系の香りを嗅ぐ
ハーブ系の鼻に抜けるような香りは気を巡らせる作用があり、昂った気を下げてくれる効果があります。
(2)腹巻きをする
特にシルクの腹巻きがおすすめ。頭にのぼった気をおなかに下げてくれます。
(3)かぼちゃ、山芋、鶏肉、お米、なつめなどをとる
全て「心」と「脾」を養生して、気血を作り出してくれる作用があります。
なつめはお茶やジャムなどで摂りやすいので特におすすめです!