〈〈 前回の記事 『 焦らないで。荒れたお子さんは環境次第で必ず変わります!』
これまでコラムを読んでくださった方は、
- 過干渉はよくない
- 「先導」する言葉より「後付け」の言葉の方がいい
ということをご理解いただけたかと思います。
では、ここからさらにステップアップしていきますよ!
STEP1:無感情でOK!感謝する・ねぎらう
子どもには、「感謝」「ねぎらい」の言葉を一番よく使うようにしてください。
とくに、
この3つは、とても便利な言葉です。
よく考えなくても、とりあえずこれさえ言っておけばなんとかなります。
目を見て笑顔で言えれば最高ですが、まずは感情が伴っていなくても、とりあえず言っておけばそれでいいです。
STEP2:褒めるじゃなくて「認める」
だんだん慣れて心の余裕が出てきたら、今度は「認める」という作業をしていきます。
「褒めて育てる」という言葉がありますが、私は「褒める」という作業はあまりオススメしません。
「褒めよう」と思っていると、相手を持ち上げ「おだてる」感覚を味わうことが出てくると思います。
「おだてる」のはよくないと思っています。それは子どもも感じてしまうんですよね。ちょっと違った方向に進んでいってしまいます。
「起きたんだね。えらいじゃん。」
「一人でトイレ行ったんだね。すごいね。」
たとえばこんな風に声をかけていきましょう。
STEP3:言葉を鍛える(ダジャレ最強!)
STEP2で、見守る・寄り添うという感覚が分かるようになったら、『使う言葉を鍛える』という段階へステップアップしていきます。
第1回目のコラムにも記載しましたが、「物は言いよう」です。
「あなた遅いねえ。」と言うところを、
「あなたは丁寧なんだね。」と言うのです。
「あなた何にもできないね。」と言うところを
「あなたは慎重だね。」と言うのです。
「あなたは何にも考えてないよね。」と言うところを
「あなたは素直な人だね。」と言うのです。
ここまでくると知恵の勝負
ダジャレを寒いと言っているあなた、
それは自分をどんどん下げている行為です。
子どものダジャレを評価し、言葉を鍛えるために喜んで自分も加わります。
言葉は鍛えないと、進化していきませんからね。
まとめ
人を侮辱したり馬鹿にしたりする行為は、実は自分の質を下げているのです。
「こっちから見るとこんな風に見えるけど、別の方から見るとどういうことなんだろう。」
そうやって普段から視点を変えて物事を捉えるように努力していきましょう。すると、
なんということでしょう。
イライラがなくなり、あなたの周りの人が生き生きとし、力を伸ばしていきますよ。
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