(記事の最後に嬉しいお知らせがあります!)
カウンセラーのアッコです。
かつて私は子どもが嫌いで悩んでいたことがあります。どう接していいか分からないし、こちらの都合なんてお構いなしだし。過去、小さかった甥っ子を泣かせてしまったことが何度もあります。私にしては頑張ったんですけどね(苦笑)
当時はそんな、子どもが嫌いな自分を責めていました。大切なはずのいのちを好きだと思えない自分は人でなしだと思っていました。
子どもが嫌いなのはダメなことだと、決めつけていたからですーー。
でも、そもそも、子どもが嫌いなのはダメなことだったのでしょうか?
「嫌い」は自然な感情
嫌いって、好きと感じることと同じくらい自然な感情です。いいも悪いもなく、「私がただそう感じている」というだけのこと。
確かにこの社会において「子どもが嫌い」というのは、なかなかインパクトのあるネガティブワードです。でもだからといって、それをダメなことだと決めつけるのは、ちょっと違うと思いませんか?
だって、それはただの「自然な感情」なのだから。
別の意味をくっつけてない?
ここで質問です。あなたは、「子どもが嫌い」という単純な事実に、何か別の意味をくっつけていないでしょうか?
ちょっとその可能性を探ってみましょう。
「子どもが嫌いな自分は〇〇だ」 この〇〇に言葉を当てはめるとしたら、どんな言葉が入るでしょうか。
実はその言葉によって、自分が自分でどんな人だと思っているか「セルフイメージ」が浮かび上がります。
よく聞かれるのは「女性として価値がない」とか「冷たい」とか、自分を責めるような言葉。
そうなると、子どもに対する苦手意識を感じるたびに、嬉しくないセルフイメージ を見せられることになるから、ますます自分を責めたくなってしまうのです。
ここに、子どもが好きではない自分がいる。ただそれだけのこと。そこに何の意味も乗せなくて、いいんです。
「子どもが嫌い」口に出して言ってみて。
"「子どもが嫌い」という自然な感情に、自分を責めるような「特別な意味」はつけなくてもいい。"
そう、頭では理解できても、そんなに簡単にスッキリできないという方もいるかもしれません。
ところで、あなたの周りに、嫌な顔をせず「そうかそうか」とあなたの話を聞いてくれそうな人はいますか?もしいたら思い切り子どもが嫌いなあなたの話を聞いてもらってほしいのです。
もしくは、こんな手もあります。ちょっと"変な人"になりますが、一人でいるときでいいので口に出してみたり、紙に書き出してみてほしいのです。
「私は子どもが嫌い」と。
心の内側に溜まったエネルギーを外に出すようなイメージで、スッキリするまで出し続けてみてください。
-「子どもが嫌い」のその先にある"ホンネ"
「子どもが嫌い」、そう吐き出せたら、次は「だって」で始まる、自分なりの子どもが嫌いな理由をとことん挙げてみてください。
例えば
「だって、子どもはうるさいし」
「だって、手に負えない感じがいや」
「だって、それにペースを乱されるのがストレス」
「だって、子どもに寛容なフリをするのが面倒」
などなど。
他にも、あいつらうるさい。お金がかかる。めんどくさい。あとは、とにかく嫌いなんじゃー などなども。理由がないけど嫌いと感じることだってありますよね。そう感じるならそれでいいんです。人に知られたら性格が悪いと言われそうなことも全部出してしまいましょう。
少し掘り下げてみると、だんだん自分の「子どもが嫌い」という感情の先にある"ホンネ"が見えてきませんか?
そこが見えてくるだけで、ちょっとだけ、気持ちが楽になってきますよ。
子どもが嫌いでもいいんです。無理に好きになろうしなくてもいい。だってそれは、あなたの自然な感情なのだから。自分はそうなんだと、ただ認めてあげるだけでいいんです。
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