私が彼に安心できなかった最大の理由はそこなんだと気づきました。彼が私に拒否する選択肢を与えてくれなかったことと、愛が結びつかなくて、私は愛されている感じがしなかったんです。私にとっては、そこに愛があるなら、相手に拒否する選択肢を与えないなんて考えられないこと。...
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離婚を決断する時に、一番悩むのは、どこで見切りを付けるのかというところですよね。でも、実際のところ、決断する時って、恐ろしいくらい明確です。「上手くいく可能性とか、どうでもいいから今の生活を変えたい。」そんなふうに思うから。...
オイカワアユミ[感情の専門家/エッセイスト] 2023年夏、結婚や夫と経営していた会社、故郷、生活の基盤全てを捨てて、人生をリセットさせました。報われない自分に終止符を打ちたかったからーー。この経験が、"結婚"という正解のないチャレンジに対して、あなたが自分らしい答えを見つけるヒントになればと思い、筆をとりました。 第1回:「最高の結婚相手のはずだった。」第2回:「男女の"感覚の違い"が苦しいなら。」第3回:「夫は妻が育てるべき?私が出来なかった『夫育て五ヶ条』」 自分の気持ちだけでは答えを出せないのが結婚。 私たちには子供はいなかったけれど、一緒に会社を経営していたので、従業員や収入源のこと...
夫育てを成功させた人たちの話を詳しく調べ、五ヶ条にまとめてみたんです、こんな感じで。これはあくまで私がつくった「五ヶ条」なので、もしかしたらもっと良い方法があるかもしれません。ただ、これらが大体王道なんじゃないかなと思います。...
それからしばらくしたあるとき。ふと「自分の子どもに会いたいかもしれない」と初めて頭によぎった瞬間、驚いてしまいました。この言葉をすぐに口にする勇気はありませんでしたが、大きな変化だったと思います。なぜならそれは母が期待していた"普通の幸せ"と重なるものだったから。...
オイカワアユミ[感情の専門家/エッセイスト] 2023年夏、結婚や夫と経営していた会社、故郷、生活の基盤全てを捨てて、人生をリセットさせました。報われない自分に終止符を打ちたかったからーー。この経験が、"結婚"という正解のないチャレンジに対して、あなたが自分らしい答えを見つけるヒントになればと思い、筆をとりました。 第1回:「最高の結婚相手のはずだった。」 今なら分かる。 私は、いい妻になることで、夫からの愛を、そして〈安心〉を、獲得しようとしていた。 この獲得行動こそが「報われなさ」を生み出す原因だったのだ。 振り返れば、子供の頃〈安心〉が不足していた私にとって、〈安心〉は得がたいものという...
私がいっぺん死んでみて考えたことは、私がいま生きている世界で、必要なものや必要ではないものに振り回されながら、感情が動くことがなんと豊かなのだろうということ。...
2023年夏、結婚や夫と経営していた会社、故郷、生活の基盤全てを捨てて、人生をリセットさせました。報われない自分に終止符を打ちたかったからーー。この経験が、"結婚"という正解のないチャレンジに対して、自分らしい答えを見つけるヒントになればと思い、筆をとりました。...
お話をよくよく伺っていくと、その方の中に「子どもが欲しいと思えることが正解で、欲しいと思えていない自分の考えは世間的に受け入れられないのでは?」という思い込みと不安が見えてきました。...
なぜなら、自分にとって、女性としてどんな生き方を望んでいるのか、その中にヒントがいっぱい詰まっているから。そしてそれは、子どもが欲しいと思えることがいいとか正解で、思えないことがよくないとか不正解ということでは全くありません。...