農業委員会のガチ代表からギリギリの決断をせまられる 【その六】

〈〈 前回『 村上のイチローあらわる

こんにちはヒロルです。

ワタクシ、

新潟県村上市の農業委員会の方とお話をしてきました。

田んぼ3.8反

畑1.2反

併せて5反

これで建前上、

農地法をクリアしていますが

新規就農者として認めていただけますでしょうか?

認めてもらえないと、

農業始めちゃいけません。

という流れです。

地域にはそれぞれ農業委員会という役職があり、

地域農業者の選挙によって選ばれるガチの代表です。

その、ガチ代表 農業委員会2名と

農業委員会の副参事

この御三方との会合に行ってきました。

まずは自己紹介から始まり、

僕は無肥料、無農薬でお米を作りたい。

そういった趣旨の話をしました。

それに対して委員長の話は、

「いつの時代も無肥料、無農薬でお米を作りたいという方がいらっしゃった。

この村上でもそう。

基本的にはそういうところは自由なんだけど、

実際のところどうなのかと言うと、

無農薬でやるという事は、

お米の病気や害虫が発生する可能性がある

もしそういったことが発生したときに、

近隣の田んぼにも大きな被害が起きてしまう。

だから近隣の人がとっても嫌がる。

しかも、全くの見ず知らずの人間。

だから難しいです!

とのことでした。

ど正論。

さすが選挙で選ばれた代表です。

僕も同感です!

そうしてあきらめかけた瞬間

僕の目の前に座っていたもう一人の農業委員の方が、

「おっもしれーな! 」

「ヘッ?」

「もし病気や害虫が発生したらどうする?

薬撒きますか?」

ここの返答で、

将来が変わるとすぐに察知しました。

「もちろん薬撒きます。

全力で撒きます。」

「だったら田んぼやったらいいよ!」

ということで、

晴れて2022年から農業をできることになりました!!

しかし、

僕が話を持っていくのが遅すぎたため、

いまから新規就農者の認定をするのではなく、

田んぼを貸してくれる農家さん名義でお米を作り、

農業作業員という立場でやる事に。

まさかの結末。

新規就農者ではなないので

農家とは名乗れません。

今後の肩書きは農業作業員です。

そして後日談

ある晴れた日、

農業委員長からお電話がありました。

「YouTube見た!

チャンネル登録とグッドボタン押しといた!

頑張れよ!」

とエールをただきました。

あの電話から3ヶ月以上も過ぎました。

更新遅くてすいません。

なんなら、

田植えもまだでした。

たくさんご心配をおかけして申し訳ございません。

今回の緊迫した面接の様子は、

こちらの動画の方で詳しくお話しています。

次回からは、

田んぼや畑の風景をお見せできればと思います!

つづく。