本田健さんは悪くない!#好きを仕事にしているのに!

GoogleやAmazonで検索してみると、「好きなことで仕事をしよう」「好きなことをすれば成功する」という言葉がたくさん出てきます。

でも現実には、好きなことをしているのに、ビジネスにならない方はたくさんいます。

「好きなことをすれば成功するはず。みんな言ってるじゃん。なのに、どうして?」

疑問に思うかもしれませんが、理由はシンプルです。

その言葉が、間違ってるから。 

今日は、「どう考えたら、好きなことを仕事にして生きていけるのか」について話をしたいと思います。

1.本田健さんは、悪くない。

おそらく日本で「好きなことをして生きよう。仕事にしよう」と伝え始めたのは、本田健さんでしょう。

それまで「バシャール」や「ソース」が「ワクワクすることをしよう」とは言っていましたが、「好きなことを」とはいってません。(この2つは、近いけど違うと思います)

本田健さんは「お金と幸福」を研究してきた方。

その研究から、「好きなことをする時間が長いほど、人は幸せになる」と、僕らに教えてくれました。

10年で、「好きなことを仕事にする」のは、ある意味常識になりましたから、ありがたいです。

でもその本田健さんは、僕が知っている限り、一度も「好きなことをすれば、成功する」とはいっていないはずです(全部調べたわけじゃないけど)。

「好きなことをして生きよう」「ライフワークを仕事にしよう」とはいってます。でも「そうすれば成功する」とはいっていないんです。

本田健さんがいうのは、

「好きなものの周りに、ビジネスモデルを作ろう

という言葉。

これ、見事な表現です。すごく正しい。

好きなものの周りに、「ビジネスを作ろう」と言っているんですから。別の言い方をすれば、

「仕事にするには、好きなことに、プラスアルファが必要だよ」

ということです。

「好きなだけでは、足らないよ」

という言葉でもあります。

ところが、これに共感したコンサルタント的後続者が、読み間違い、聞き間違いをしました。

そうして生まれたのが「好きなことをすれば、成功する」という言葉だと思います。

いろんなことが端折られて、くっついて、新しく生まれた、全く違う哲学だと思います。

でも、「どれだけ食べても食べても、やせる」みたいに、耳触りのいい言葉だったので多くの人から共感を受けて、どんどん広がりました。

でも僕は思います。正しいのは、本田健さんの表現の方です。

「好きなことの周りに、ビジネスモデルを作ろう。そうやって生きたら、幸せだよ」と。

そしてそれを作るのは、あなた自身なのです。

「ビジネスモデル」って?

【ビジネスモデルって?】

じゃあ、ビジネスモデルって、なんでしょう。

ここで、話を難しくしても仕方ないので、シンプルに、言い換えたいと思います。

この記事は、「ビジネスを、これから立ち上げる方」に向けて書いてますから、本田健さんの言う「ビジネスモデル」を、「商品の魅力を伝えて、買ってもらう流れを作ること」だと定義したいと思います。

つまり、好きなことを仕事にするために大切なのは・・・「好きなことの周りに『自分や商品のことを知らない他人へ魅力を伝え買ってもらう流れ』をつくること」だ、と。

好きなことの周りにこれができたら、ビジネスを立ち上げることができます。

2.伝えることも、好きになってほしい

そこで「好きなものの周りに、ビジネスモデルを作る」ために、あなたに一つ準備し、好きになってほしいことがあります。

それが「伝えること」です。

伝えることを、好きになってほしい。

大抵の人はビジネスをスタートさせると、SNSなどで情報発信して自分の存在を世の中に知らせると思います。

伝えるから、気づいてもらえる。わかってもらえる。買ってもらえます。

伝えないと、ビジネスとしては、いないのと同じだから買ってもらえない。

だから、伝え続ける必要がある。

あなたの周りで、好きなことをビジネスにしてうまくいっている人を思い出してください。

きっとうまくいっている人ほど、「伝えることを楽しんで、いつも伝えている人」ではないですか。そういう人ほど、成功していると思います。

例えば・・・

料理が好きな人は、「おいしい料理をつくる」他に、「料理まわりの知恵を、伝えること」を好きになってほしい。

「化粧品」が好きで、化粧品ビジネスをスタートしたい人は、「いい化粧品を仕入れたり、開発したりすること」の他に、「化粧にまつわる知恵を、伝えること」を好きになってほしい。

「伝える」が好きになれば、ビジネスが立ち上がる可能性は、ググっと高まります。

うまく共感や信頼を生むことができれば、あるステージまでは、右肩上がりにビジネスが成長できるはずです。

3.さあ、伝える準備を始めよう

では、伝えるために、どんなことをやったらいいでしょうか?

5つのポイントをお伝えしたいと思います。

(1)いっぱいインプットする。Amazonで10冊本を注文する。セミナーを受けまくる。

人間、いいことを知れば、それを誰かに伝えたくなるものです。

僕は本が好きなので、僕ならまずAmazonで関連書籍を10冊購入します。届いたら、読みます。

付箋を貼ります。自分が感銘を受けたところを記録するんです。

そうしたら、その部分を、解説する文章を書いていきましょう。

例えば・・・

  • どうして、私にとってこのことが大切なんだろう。
  • 自分のどんな経験があって、この文章が重要だと感じたんだろう。
  • この違和感はなんだろう(これウソっぽいぞ)。
  • 私だったら、このことをどんな言葉で伝えるだろう。

こんな問いで、考えると、自分なりの文章が書けるはずです。

こうやって言葉と出会い、伝えたい気持ちを膨らませるのが、伝える準備になるはずです。

(2) 好きな表現者を見ながら、自分がマネて、表現するのを妄想する。

つぎは、SNSやブログで、自分の好きな表現者を見つけて、「自分がその人だったらどんなふうに表現するか」を、真似して妄想してみます。

たとえば、元気があって前向きで、楽しい文体のブログが好きだとします。

たとえば、これ。 

windysの総合プロデューサー
高橋ナナさんのブログ

こういう好きなブログやSNSを眺めて、「自分が同じ文体で、同じように好きなことについて表現している様子を、妄想する」んです。具体的に、文章の流れをマネて細かく妄想します。

好きなトーンで情報発信する未来を妄想すると、だんだん体の中に「表現する楽しさ」と「表現するコツ」が蓄積されていきます(コツが蓄積されるのも大きい)。

1回や2回ではダメですよ。

何度も何度も、その人の記事を読みながら妄想してください。

表現を楽しむ気持ちが、伝えたい気持ちを育てることにつながります。

結構おすすめのエクササイズです。

(3)自分の言葉を生み出して、ためておく。

スマホのメモ帳に、「ネタ帳」を作りましょう。

好きなことをしたり、好きなことを調べたりしている時、自分なりの考えがふっと頭をよぎることがあります。そのアイデアをメモして、スマホの中にためておきます。

使えるアイデアも、使えないアイデアもあるはずですが、自分なりの言葉がストックされていくと、伝える準備が進むだけでなくて、あなたの価値観を反映したビジネスを作ることもできます。

いまうまくいくビジネスは「自分達はこれを大事にしている」と宣言しているようなビジネスが多いので、一石二鳥です。

(4)一緒にビジネスをしてくれる伝え好きを探す

「書いたり話したり、伝えるのが好きな人を探して、パートナーにする」のもおすすめです。

ビジネスを立ち上げるときに、あなたのビジネスの魅力を伝える必要はあります。

でも、あなたが必ず伝えなければ、いけないわけではありません。

伝えるのが好きな人に任せれば、自分でやらなくてもOK。

自分で伝えるのが嫌ならば、そういうビジネスパートナーを探すのもいい準備になります。

(5)ビジネスを始める前に、記事を30個投稿して、読者との関係を作る。

いろいろ調べたり考えたりしながら、ビジネスをスタートする前に、半年~1年かけて定期的に発信してみましょう。共感が生まれる文章を書けるように、言葉の研究をしましょう。

それに慣れれば、言葉を通じて人と出会うことができるようになり、その快さが習慣化して、書かないと気持ち悪くなると思います。

まとめ

『好きなことの周りで、伝え買ってもらう流れを作ろう

ビジネスをスタートさせるのに、「好きなことを、伝えるのが大切」という視点を持つだけで、随分と成功に近づくのではないかと思います。

結構「伝えるのが嫌い」「伝えることが続かない」ためにビジネスが立ち上がらない方は多いです。

ぜひスタート前の準備として、考えてみてください。

そうそう。

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