「クヨクヨ悩む自分」にサヨナラする方法

思考は現実化する、という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、ネガティブなことにとらわれていると、ますますつらい現実がやってきます。

日本よりも過酷な環境で生きるインドの方も、こんなことをよく言っています。

みなさんの人生をより良くできるのは、みなさんだけなのです。そして、みなさん自身が良いエネルギーを放っていたら、周りにも同じようにパワフルな人たちが集まってきます。

突然、クヨクヨしない自分へ性格をがらっと変えることはできません。でも少しずつ、なりたい自分になれるよう、できることからトライしていけばいいのです。

私たちは過去にとらわれる生き物

私たちは過去にとらわれる生き物

クヨクヨしがちな方は、過去のトラウマから、ネガティブな思考のくせができているケースも多くあります。

世界的に見たときに、私たち日本人は空気を読んだり、無意識に気遣いができたりする傾向が強いです。

そのため、いろいろなことが気になってしまいがち。結果、良くも悪くも過去に執着してしまうことにつながります。

それに、まだ来ていない未来をイメージするよりも、過去を思い出す方が何だか簡単な気もしませんか?

もちろん、過去の「良い思い出」にとらわれて動けなくなってしまうこともありますが、どちらにしても、過去の経験や思い出は、せっかくなら良い方向に活用したいですよね。

今すぐクヨクヨをやめるには

すぐクヨクヨをやめるには

過ぎたことをクヨクヨ悩む「負のスパイラル」に入ってしまったら、この方法を試してみてください。

1.クヨクヨの原因と向き合う

クヨクヨの原因と向き合う

いきなり別人のように振る舞う、というのはハードルが高いので、まずクヨクヨしてしまっている原因と向き合うことが大切です。

と、その前に

私たちの脳は、人の感情を間違って自分のものと勘違いしてしまうことがあります。だから、そのクヨクヨの感情が、本当に自分のものかどうかをまず見極める必要があります。

2.クヨクヨの原因を紙に書き出す

そのクヨクヨが、やはり自分の感情だったならば、具体的そうなった原因や感じたこと、もっとこうだったら良かったのに、と思うことなどを書き出して整理をしてみましょう。

気持ちが落ち着いたらそれをすっきりするまで破っていただいても良いですし、可能であれば

・その経験があったから身についたこと

・その時の状況の中でも精一杯がやったこと

・周りの人が協力してくれたこと

などにフォーカスをして、良い言葉で「上書き」をしてみましょう。

3.人と話を共有して浄化する

ヨクヨの原因を紙に書き出す

話を共有できる人がいるならば、とことん話してみることもおすすめです。

同じ空間や気持ちを経験した人とそのような場を持つと、自分の気づかなかった視点をもらえることもあるでしょう。

「人と話す=エネルギーを交換する」なかで、感情や出来事は浄化・昇華されるとも言われます。

背筋をピンと伸ばそう!

人は気持ちが落ち込んでしまうと、姿勢が悪くなります。猫背になって肩も丸まり、視線が下に落ちていきがち。

このような姿勢になると、ますますクヨクヨして運気も逃げていってしまうことに。

日頃から、ぜひヨガの「アンテナのポーズ」を取り入れて、背筋をピンと伸ばしてクヨクヨしない心を作っていきましょう。

アンテナのポーズ
アンテナのポーズ

Let's try!

1.座ったまま、もしくは立って背筋をのばします。

2.手を胸の前で合わせ、大きく深呼吸します。

3.両腕をまっすぐ上にあげ、ゆっくり息を吐きながら腕を斜め後ろに伸ばし、胸を張ります。

手のひらの向きは外側、内側、真上、どこに向けていただいてもOKですが、エネルギーを受けとるイメージで広げましょう。

4.視線を上にして、少し笑顔になって深呼吸しながら30秒キープします。

5.手をゆっくり膝の上に下ろし、また大きく深呼吸しながら少し休みます。

2回繰り返し行いましょう。呼吸は鼻呼吸でも口呼吸でも、やりやすい方で大丈夫です。背筋をピンと伸ばし、胸や手のひらを大きく開くことで、血流が良くなり、体と脳に刺激が行きます。

さらに、笑顔で行うことで、脳からセロトニンが分泌され、気持ちが前向きに変わります。手を広げるのが難しい場所であれば、大きく深呼吸をして、胸を開くように意識するだけでも良いでしょう。

まとめ

一度クヨクヨと悩むクセができあがると、どんなことでも前向きに考えにくくなったり、周囲のサポートがあったとしても、今の状況から抜け出すことが難しくなってしまったりしてしまいます。

でも、「今、クヨクヨする自分を変えたい!」と心底思ったのなら、それは自分の力で変化させられるチャンスですよ!