突然ですがみなさんは、左脳派・右脳派どちらでしょう?
- 「筋道が通っていないことは苦手なので左脳派?」
- 「直感に頼りがちなので右脳派」
- 「元は感覚人間だけど、努力をして左脳を使っている」
- 「そもそも考えたことがない」
- 「結構私、両方使っているかも」
などなど、さまざまな意見があるかもしれません。
ちなみに私は、もともと五感を使うのが大好きな右脳派でした。中学時代に「上手な文章を書けるようになりたい!」と思ってからは、かなり論理的思考を鍛えた記憶があります。
さらに大学を卒業して会社に入り、上司や先輩、お客さまに的確な報連相を求められているうちに、かなり左脳を酷使してきた気がしています。
女性の本能が鈍りやすい現代社会
今、日常生活を送る上で、仕事や育児では左脳を使いがちかと思います。
ミスのないコミュニケーションのためには、
- 「分かりやすく簡潔な説明」
- 「説得力のある理由」
が必要ですよね。
特に旦那さんや彼氏とのコミュニケーションでは、その方が伝わりやすいことも多いでしょう。
ただその結果....人一倍頑張り屋の女性たちは「本当にやりたいこと」や「自分の気持ち」が分からなくなってしまうことがあります。
結果、言語化が苦手でも、言語化する能力が高い方であっても、それぞれ「なんだか満たされない」という壁にぶつかっている印象を受けています。
「じゃあ、どうすれば私は満たされるの?もっといい人生になるの?生きやすくなるの?」と思いませんか。
1つお伝えできるのは、現代の女性がどんなに頑張っても満たされないのは、
右脳、ひいては本能の力
を上手に使えていない、ということが挙げられます。
つまり、本能の力を活用することができれば、みなさんはもっと望むような人生を手に入れられるのです。
日本の歴史は御先祖様の本能で紡がれた
世界史が苦手な人でも、日本の歴史は何となく覚えている、という人も少なくないでしょう。
私たちのご先祖様たちは、何もないところから食べ物を作り、洋服を作り、宗教や文化、教育を作り、世界と渡り合って歴史を紡いできました。
それって、頭の良い人たちがロジカルな思考だけでやっていたのでしょうか?
「今、何故かこれをしなければいけない」
「これをすればきっと、理想の未来ができる」
いつも何かが足りなかった時代、このように天からくる啓示を受け取っていたのでしょう(実際に「降りてきた」と言っている偉人もいます)。
女性たちもそうです。
頭を使うだけでなく、本能の力を使い女の勘を働かせ、色香を漂わせて、懸命に生きてきたはずです。
本能を磨く"具体的な"方法
現代は、不穏なことや不透明なことが多い時代ではあると思います。
ただ、情報が溢れ、比較的平和な今の日本では、昔のように本能をフルスロットルで活用する機会が減っています。
そのためか、本能や右脳を磨くと言っても、
○自分でなるべく選択をする
○考えずに決めることで直感を鍛える
○ヨガをする(ヨガ自体はとても良いものです!)
○心の声を聴く
といった抽象的な方法に落ち着いてしまいがちです。
しかし、本来はそれ以外にも
○真剣に子どもや動物を観察し、一緒に遊ぶ
▶︎本能で動いている生き物と純粋に交わることで、潜在意識が刺激される
○知らない土地を訪れ「感覚だけで」、行く先、会う人、食べるものを決める
▶︎緊張感をもつことで脳内麻薬が放出され、脳全体が活性化する
○いろいろな香りに触れ、嗅覚を鍛える
▶︎五感の中で唯一本能を司る大脳辺縁系が活発になり、「鼻が利く」状態になる
など、さまざまな方法があります。
「正解のない問い」と向き合うタロット
「週刊井戸端タロット占い」で使っているタロットカードも、本能を覚醒させるには良いアイテムなのです。
その理由は、タロットの成り立ちと歴史にあります。
今回は、現在私の使用しているトート・タロットに特化してお伝えさせてください。
タロットカードは、その意味が心理学的、統計的、学術的に整理されている上に、
- 「このカードを見てどう感じたか?」
- 「カードのどの部分が特に気になったか?」
という、正解のない問いを自分に投げかけるものです。
また、もともとタロットは、
- 危険と隣り合わせの生活をしていたジプシーたちが生きる道を探ったり、
- 貴族にとっては国を治めるヒントになっていたり、
- フランス革命下で不穏な時代を生きていた市民のよりどころであったりしました。
つまり、みんな真剣にタロットを人生に生かしていたのです。
人生がかかっている「正解のない」選択において、その選択に論理"以外"の何かが働くのは、みなさんにも経験があるでしょう。
では、実際にどうすればタロットによって、本能が磨かれていくのでしょうか?
やり方はいろいろありますが、一番簡単で一番奥深いのは、1枚引きを毎日することです。
タロットを引く時間だけは、タロットと自分だけの世界に入ります。
「明日の自分にアドバイスをください」
「今日の私にメッセージをください」
といった質問であれば、毎日続けやすいかもしれませんね。
カードを左脳で選ばないために、自分のことであれば利き手でない方の手でカードを引きます。
そして、出たカードと向き合い、自分がそのカードに何を感じるのかを味わいます。
ある時は背景の色が気になって仕方がないかもしれませんし、ある時は小さな鳩が最初に視界に入るかもしれません。
そして、なぜそう感じたのか、それが気になるのかを考えます。
それからカード本来の意味を確認します。
続けていくと、想像力と集中力が養われていきます。
そして、今までの自分にはなかった新しい視点が得られていることに気づくでしょう。
「いつでも相談できる友達」のようなタロットですが、本能を磨くツールとしてもなかなか侮れませんよ。
気になるあの人は、もうやってる
自分が活躍できる場所を見つけるために、今日からできることをお伝えします。
今週の井戸端タロット占い
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